顎が痛くて口が開くとができないということでフジサワカイロプラクティックへ来院されたSさんの症例をご紹介します。
Sさんは口を開くと顎にズキンと走る鋭い痛みがあるということで来院されました。
歯医者さんへ行くか迷ったそうですが当院のホームページを読んで「顎の痛み」と書いてあり、さらに他のホームページと比べても詳しく書いてあるという理由で当院を選んでいただきました。

顎が痛くて口が開かない

検査・動作確認

Sさんの顎が痛みだしたのは1週間近く前。それまでは一度も顎が痛くなるということはなく今回が初めてだそうです。どのくらい口が開くか確かめてみると指1本分の口を開ける前に痛みが出ます。
それ以上開けると顎が痛いそうです。そのため、物が食べられない、飲み物を飲むのもつらいという状態です。Sさんの顎の痛みの度合い、動作の確認をしたところで施術開始です。

骨盤へのアプローチ

それでは顎の痛みに対してアプローチしていきます。
まずは骨盤からアプローチしていきます。
骨盤と顎は普通に考えたら関係がなさそうに感じますが、実はお互いに大きく関係があるのです。

専門的に言うなら第一次呼吸メカニズムという頭蓋骨と仙骨の動きなどが大きく関係しています。
他にもかみ合わせや顎の歪みによっての体重軸、カラダのバランスが変わってしまうためその影響が足や骨盤にも出てくるのです。
このことから骨盤と顎は一緒に調整していかなければいかないユニットです。

骨盤の状態を左右比べ、Sさんにとってラクな骨盤の方向を見つけていきます。
ラクな方向が見つかったらその方向へ骨盤を持っていき充分にラク~な刺激や感覚を味わってもらいます。

Sさんにとってラクを感じる骨盤の姿勢をしばらくとってもらうことで副交感神経というリラックス神経が働き、自然治癒力の働きが高まってきます。
骨盤調整後、Sさんにもう一度、開けられる範囲で口を開けてもらい最初と比べてどのくらい楽になっているか?を比べてもらいます。
「あっ!口が開いた(笑)」
骨盤のねじれを調整しただけですがこの段階でもSさんの口は開けやすくなりました。
顎の痛みも我慢できるくらいまで軽減しました。

脊柱全体へのアプローチ

今度はSさんに仰向けで寝てもらいます。仰向けになって操体法を行うことで脊柱全体にアプローチできるのです。それではSさんに顎を開けてもらい、顎の動きの動作確認、痛みの度合いを確認してもらいます。
すべて確認したところで仰向けでのアプローチを行います。

足は膝を立てて左右ラクな側へ倒し、腕もラクに感じる側で挙げてもらいます。
最後は首を左右どちらかラクな方向へ向けてもらえば脊柱全体へアプローチする操体法の形になります。
その形を保ちながら充分にリラックス感を味わってもらいます。

足を曲げる動作で骨盤や腰へアプローチ
腕を挙げることで肩や背中のアプローチ
首を曲げることで頭蓋骨や首のアプローチと脊柱全体を調整できます。

しばらくその感覚をSさんには味わってもらいます。Sさんに「どの辺が一番気持ちよく感じますか?」と尋ねると「左側の背中が一番伸ばされて気持ちよく感じます」との答えでした。
Sさんに左側の背中の心地よさに焦点を当ててもらうように誘導していきます。
そこから何十秒間かその感覚をしっかり味わってもらいました。
そして体を元の位置へ戻し、再び口を大きく開けてもらいます。

すると「開く!さっきよりまたスムーズに開く!」と驚いています。
「やっと物が食べられるぅ~!」とSさんがとてもうれしそうな表情をしました。

その後の様子

Sさんのその後の様子ですが顎の痛みや口が開かないといった症状は3~4回の施術でほとんど良くなりました。その後、顎の痛みは2年近く経った今も起きていません。
Sさんは顎の痛みを起こしたことがきっかけとなり自分のお体の状態を見つめ直すことに気づかされたそうです。

そして、顎の痛みが顎の部分と離れた骨盤や背中を調整したことで改善したことにとても感動し、フジサワカイロプラクティックでたくさんのセルフケアを学んでご自身のお体をしっかりケアされています。そしてセルフケアだけでなく私が説明する健康の座学も毎回しっかり聴いて行かれます。

Sさんもとても優秀な患者さんで私自身、Sさんととても波長が合うし何よりも施術しやすいです。
そして当整体院の本棚から興味のある本を毎回借りて読んでおられます。素晴らしい!
その学んだ知識は自分のことだけでなくいつか他の人のお役にも立てると思います(^-^)