つま先立ちが出来ない

足首が痛くてつま先立ちができないというTさんの症例をご紹介します。

Tさんは趣味で長年ダンスを習っています。

Tさんが習ってるダンスのジャンルは背中をまっすぐしながらつま先立ちをすることが多いそうです。

今まではつま先立ちしても痛みを感じることがなかったそうですが、ここしばらくつま先立ちをすると、足首が痛くなり、今では足首だけでなく、土踏まずの部分も痛くなり、つま先立ちするのが苦痛になってきたそうです。

そこでフジサワカイロプラクティックのことを知人に聞かされ、知人の紹介によってご来院いただきました。

では、さっそくTさんの足がどのような状態か?確かめていきます。

つま先立ちができない

検査・動作確認

まず、実際につま先立ちをしてもらい、痛みが出てくる部分を確認します。

しかし、Tさんがおっしゃるには今は痛みが出ないようです。

痛みが出てくるのは練習をしてある程度、足を使うと足首の奥や土踏まずから痛みがジワッ~と出てくるようです。

ということで、すぐに痛みが出てくる状況を再現することはできませんでした。

とりあえず足首が痛む部分の確認と足全体の筋力を検査してみました。
そうすると、内転筋、ハムストリング筋が弱化反応を起こしています。

もしかしたら足首の痛みと関係があるかもしれません。

ではさっそく調整していきます。

土踏まずや足首へのアプローチ

ではまず先に土踏まずからアプローチしていきます。

Tさんにかかとを前に突き出すように動かしてもらうように指示します。
今度は足首を背屈させてもらいます。

この2つの動作でどちらがやりやすいか?を確かめてます。

Tさんは足を背屈させた方がやりやすいようです。

では足への操体法をゆっ~くり行っていきます。

Tさんには足をゆっ~くり背屈させてもらいます。

そして土踏まず付近に背屈しながら刺激を加えていき、その感覚を充分に味わってもらいます。

しっかり味わったところでこの動作を終了します。

次に足首へのアプローチです。

足首の外果と内果が外側に変位しているため、しっかり内側に収まるように矯正していきます。

この矯正はカイロプラクティックの四肢矯正を元にした当整体院オリジナルの矯正方法です。

何度か「トンッ!トンッ!」と矯正した後、足首をゆっくり閉めるように持続的な圧も加えていきます。

そしてその状態からTさんには足首を上下にゆっくり動かしてもらいます。

このような動作をすることでTさん自身の内側の力で足の歪みを矯正していくのです。

足の筋肉へのアプローチ

今度は足の筋肉が弱化している部分をアプローチしていきます。

Tさんの弱化している筋肉は内転筋とハムストリング筋です。

内転筋とは足の内側の筋肉です。
内転筋の弱化は主にガニ股やO脚の方に多く見られます。

内転筋に力が入るようにアプライドキネシオロジーによるアプローチと操体法を混ぜたアプローチで調整していきます。

まずはどのキネシオロジーのアプローチで内転筋が強くなるのか?確かめていきます。

内転筋を筋反射テストしていきます。

するとリンパ反射と経絡によるアプローチで内転筋の弱化が強くなる反応が起こりました。
Tさんの内転筋を強化するにはリンパへのアプローチと経絡へのアプローチが良いようです。

ではTさんの内転筋の弱化の反応が強くなるために必要なリンパと経絡のアプローチを行います。

内転筋が強化されるリンパの部分をしばらく刺激します。
グイグイ押すような感じではなく、2本の指先でグルグル回すようにリンパの溜まった部分を押すような感じです。

次に経絡をアプローチします。

内転筋と関わる経絡は心包経です。
心包の経絡が活性化するツボを指先を使って刺激していきます。

充分に刺激を与えられたことを確認出来たらもう一度、内転筋の筋力を調べてみます。

すると、今度は充分に内転筋に力が入り、施術前と比べ、内転筋が強化されているのがしっかり確認できました。

次にハムストリング筋です。
ハムストリング筋は裏太ももの筋肉のことを言います。
この部分が弱化していると足を踏み込んだりする力が弱くなり、踏ん張りが利かなくなったりもします。

Tさんのハムストリング筋を強化する刺激はどうやら筋肉自体をアプローチした方がよさそうです。

起始・停止という筋肉の付け根の付着部とつけ終わりの部分を刺激することでTさんのハムストリング筋は強くなりました。

ハムストリング筋には操体法を混ぜてアプローチしていきます。

まずはハムストリング筋の起始・停止の部分へしばらく刺激を加えます。

そしてハムストリング筋に柔軟性や変化を感じたところで今度は操体法によるハムストリング筋にへのアプローチを行います。

ハムストリング筋に力を入れたり抜いたりと筋肉を上手に動かしながら操作していきます。

このようなアプローチを行い、再度ハムストリング筋の筋反射テストを行います。

すると、施術前はずるずるとその場を保持することが出来なく足が地面に下がってしまったのが、施術後はしっかりとその場を保持することが出来、力が入りやすくなっているのが確認できました。

以上、調整後、Tさんにもう一度、つま先立ちを行ってもらいます。

「施術前と施術後の変化はありますか?」と尋ねると、
「あらら、ずいぶんスムーズにつま先で立てるようになりました。痛みは時間が経たないと分からないけど(笑)」

このようなお返事をいただきました。

しかし、施術前と比べ、施術後の方がスムーズにつま先で立てるようになったということは、しっかりと刺激が入っている証拠です。

実際に痛くなる状態になっても施術前と比べれば、その度合いに違いが出ているのが分かると思います。

その後の様子

その後のTさんですが、実際に疲れてくるとどうなるか?その後の足首の様子を見てもらいました。

するとダンスの練習の際、足首に痛みは出てきたものの、以前に比べてキーンとした鋭い痛みはなく、なんとかつま先立ちをそのまま続けられることが出来たそうです。

Tさんは様子を見てから予約するということで次回の予約は取られなかったのですが、その後、実際に足首の変化を体感されたため、このまま続けていけば足首の痛みが軽減しそうだと感じたため再度、お電話でご予約されました。

なんとか変化を体感出来て良かったです。
そしてTさんのご希望にこたえられる様な結果を出せるように精いっぱい施術させて頂きます。

そのためにはTさんにも自分のカラダを見つめ直すためのご指導やアドバイスをしっかりお伝えし、実践していただきます!

フジサワカイロプラクティックでは施術を受けるだけの受け身の状態ではなく、患者さんご自身も自分のカラダと向き合ってもらう本当の意味での根本解決を目指していく施術院です。

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