肩こりの吐き気や頭痛

肩こりや吐き気、頭痛などによるつらい症状がお悩みで来院されたMさんの症例をご紹介します。

Mさんは以前からかなりひどい肩こりを持っていたようです。

ひどい時には肩が凝り過ぎて頭痛や吐き気を起こしてしまい、マッサージ店で強くもんでもらっても肩の凝った感覚が抜けないのだそうです。

あまりにもひどいので脳外科へ行ってCTなどの検査を受けましたが、脳には異常がありません。

耳鼻科にも行きましたが、頭痛薬を出されるだけでMさんが望むような解決には至りませんでした。

頭痛は肩こりや疲れがひどくなると現れてきます。

今までは頭痛が起こると頭痛薬を飲んでいれば治まってきていたのですが、最近は処方された頭痛薬を飲んでも頭痛が治まらなくなってきたようです。

どうにか根本から治したくてMさんに選んで頂いたのが当整体院です。

肩こりからの吐き気や頭痛

肩こりからの吐き気や頭痛  検査・動作確認

それではHさんが肩こりだと感じられる部位を触診していきます。

首の付け根よりもやや外側、肩甲骨の内側、両肩ともに筋肉の緊張が感じられます。

Mさんからお話を聞くと、マッサージ屋さんにかかるたびに首の付け根よりもやや外側、肩甲骨の内側の両方の肩をグイグイ強く揉んでもらっているそうです。

でも結果は全然ほぐれておらず、むしろ筋肉が押され慣れていて余計に硬くなっているのが確認できました。

後ろからMさんの背中や肩全体を視診して確認すると、肩の先が両側とも上に挙がっています。

次に肩の動作を確認します。

両側ともに腕を上に挙上することが難しく、かなりの制限があります。

首を左右に捻ってもらうと、肩に違和感を感じたり、首の曲がる可動域も少なくなっています。

そして上下の首の可動域も少なくなっています。

骨盤へのアプローチ

Mさんへの施術を始めていきます。

まず最初に骨盤のアプローチから行っていきます。

骨盤はカラダの土台や基礎であり、この土台がねじれていたり歪んでいたりすると様々な症状を引き起こす原因につながります。

特に女性の場合、生理痛、生理不順などの産婦人科系の疾患を引き起こすこともあります。

そして、骨盤は頭蓋骨ともつながりがあり、骨盤が歪めば頭蓋骨も歪み、頭蓋骨が歪めば骨盤も歪みという関係があります。

そのことからも頭痛の原因として骨盤の歪みから起こることも充分に考えられるわけです。

それではまず、足を曲げて左右体をひねってもらい、どちらが体を捻りやすいか?確かめてもらいます。

すると、Mさんの場合、左側に体を捻った方がやりやすいということです。

ついでにMさんには立って前屈の姿勢もやってもらいました。
指は膝よりもやや下まで降りる程度です。
それ以上は裏の太ももが突っ張る感じがするようです。

以上のことを確認したうえで骨盤の調整を行っていきます。

それではMさんには体を左に捻ってもらい、右足を膝から踏み込むように伸ばしてきてもらいます。

そして、この姿勢やこの感覚をしっかりと味わってもらいます。

Mさんの骨盤の皮膚や伸ばしている足の皮膚もしっかりと操作していきます。
皮膚に対しても動きをつけていくと変化が出やすくなります。

さらにMさんには骨盤のラクな感覚、ねじれが加わっている部分へ意識してもらい、深呼吸もとってもらいます。

このようにしてしっかりとラクな感覚を味わったところで、元の位置へ体を戻してもらいます。

では、今度は先ほど左側と比べてやりづらかった右側に体を捻ってもらいます。

すると「わぁ!スムーズに行ける!」
Mさんのカラダに変化が出たようです。

そして今度は立ってもらい、もう一度、前屈をしてもらいます。
「あっ!さっきより足のつっぱり感がない!」

このような変化は骨盤のねじれが整ってきた証拠です。

Mさんの場合、骨盤が左へ回旋していたので操体法によりカラダのラクな感覚を聴きながら、骨盤を調整していったのです。

さらに「なんだかさっきより視野が広がった感じがする!」とも言われていました。

実は頭蓋骨の歪みや首の歪みがあると、視野が狭くなったりすることがあります。

Mさんの場合、骨盤のねじれを調整しただけで視野が広がった感覚を体感できたということは骨盤のねじれが頭蓋骨に大きく影響しているのだと考えられます。

それを確かめるため、首を上下左右ともに骨盤のアプローチ前と比べてどれくらい変化しているか?確かめてもらいます。

結果、左右はだいぶ曲がるようになりましたが、上下の動きにまだ制限があります。

今度は骨盤以外の部分を調整していきます。

肩へのアプローチ

頭痛に対して今度は肩をアプローチしていきます。

まずはMさんに施術ベッドの上で横になって寝てもらいます。

Mさんの肩甲骨内側に対して術者が手のひらを当て、Mさんに手のひらに向かって肩甲骨内側から押してきてもらいます。

そこから腕を広げ、内側と外側の腕のひねりでどちらがラクか?
Mさんに顔を天井に向けてもらい、そこからさらにラクな状態を見つけ、肩甲骨を調整していきます。

この方法を行うと肩甲骨や背中にも柔軟性がついてくるのです。

調整後、Mさんに動作確認を行ってもらうと、しっかりと可動域の改善が見られました。

次に首から肩にかけて、よく肩こりを感じる肩甲挙筋、頭板状筋、さらには三角筋の調整も行っていきます。

まずはMさんの自身に肩のこりや痛みがある部分を触ってもらい、筋肉や皮膚の硬さ、痛みの度合いを確認してもらいます。

両肩ともにご自身の手で触ってもらい、現在の状態を確認した段階で施術を行っていきます。

肘を曲げ、腕を内側に持っていき、首から肩にかけて皮膚をやさしくさすっていきます。
圧は皮膚をさする程度のものすごく柔らかい圧です。

こうすることで首から肩にかけてのリンパや老廃物が流れていき、肩甲挙筋、頭板状筋に感じられる筋肉の緊張や張り、コリが改善されていきます。

施術後、Mさんにご自身の手で先ほどまでコリを感じていた肩の部分を触ってもらいます。

「えっ~~!!すごい!チョ―柔らかくなってる!」
かなり驚きの様子です(^-^)

しっかりと結果が出ているのはカラダの声を聴きながらしっかりと調整できている証拠なのです。

「なんか今の状態でもすごい軽くなった感じがします!」
とMさんが答えられました。

そこで「頭蓋骨のねじれを整えればもっとラクになりますよ!」とお答えすると
「わぁ~~!!うれしい!ぜひ、お願いします!」とのお返事が返ってきました。

頭蓋骨へのアプローチ

では今度は頭蓋骨へのアプローチを行います。

フジサワカイロプラクティックでは頭蓋骨のアプローチに対してはアプライド・キネシオロジーによる頭蓋骨のアプローチを行っていきます。

まずはインディケーター筋(指標となる筋肉のこと)を使い、頭蓋骨のどの部位にねじれや歪みが発生しているのか?を確かめていきます。

頭部の骨や顔面の骨など、様々な頭蓋骨の骨を筋反射テストを使って調べていきます。

そして、筋肉の弱化=(ねじれがある部分)を感じられる部分がいくつか出てきました。

まずは、側頭骨、頭上骨などの頭蓋骨の縫合の歪み
そして顔面の骨は、顎関節、頬骨に筋肉の弱化が感じられます。

キネシオロジーでは弱化など、筋肉の反射に反応が現れる部分を修正していきます。

これも操体法と同じく、カラダや心の声と対話する療法です。

歪みが見つかった部分の骨を押さえると強かった筋肉の反応が「ガクッ!」と反応が弱くなります。

この弱くなる筋肉の反応に対して反応が強くなる施術刺激を与えられれば、しっかりお体が整ってきたと判断できるのです。

では、側頭骨から頭上骨にかけて縫合から先に調整していきます。

頭蓋骨の調整に対する圧はほとんど手で頭を触っている程度の軽~い圧です。
その圧を何分か続けて頭蓋骨の呼吸に合わせて調整していくのです。

そして頭蓋骨の各部分に動きが感じられたら終了です。

ゆっくり、ゆっくり眠くなるような空間の中、頭蓋骨の歪みを整えていきます。

そして、動きを感じたら、次に顔面の骨や顎関節の調整です。

こちらも動きを感じながらゆっくり行っていきます。

そして、このゆっくりとした動きを頭蓋骨すべての部分に感じたところで、もう一度、キネシオロジーによる筋反射テストで状態を確認していきます。

Mさんの手で1つずつ調整した頭蓋骨の部位を触ってもらいながら筋反射テストを行っていきます。

その結果、どこを触っても調整前と比べ、筋肉の反応が弱化から強く変化しました。

その後

その後、Mさんは定期的に通院されています。

回数を重ねるごとに頭痛、吐き気、肩こりも徐々に改善されていきました。

頭痛に関しては今まで頻繁にあったのがだいぶ発症する回数が少なくなったようです。

しかし、まだ取りきれていない感じがしたので、Mさんにカラダ以外の問題からも肩こりや頭痛は起きることを説明し、納得しただいた上で「フィシオエナジェティック」という体・心・栄養・環境・気からアプローチしていくホリスティック療法を行いました。

すると「カビ」に反応があります。

その結果をMさんにお伝えすると、
「え~!なんで分かるんですか!?私、頭にカビがあるって医者に言われてカビ用のシャンプー使っているんですよ!」と驚きの反応。

どうやら、カビ用のシャンプーでは完全に取り除ききれていないようです。

そこで、カビに対してエネルギーセラピーを行いました。

Mさんの頭痛、吐き気、肩こりにはまだ施術は進行中ですが、今後カビへのエネルギーセラピーを根気よく行っていくことでどのように変わっていくのか?様子を見ていきたいと思います。

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